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八代目、物思いにふける

おいしさのひみつ

第5回しょうゆ感想文コンクールがおこなわれ、今年も、地元の小学生が受賞しました。
この感想文コンクールは、「食育」推進の一環として実施している「しょうゆもの知り博士の出前授業」や「工場見学」「学校の調べ学習」と連動した企画で、 全国の小学生(3年生~6年生)を対象に、それぞれの部門で体験したことを感想文という形で記録にとどめていただくために、広く自由な発想の感想文を募集 している企画です。
(平成22年12月17日応募締め切り)

全国の児童から3部門に921点(「出前授業部門」:784点、「工場見学部門」:55点、「調べ学習部門」:82点)の応募があって、長部小学校3年生の亜侑さんは、最優秀賞に次ぐ優秀賞を受賞。
長部小学校は第2回から4年連続の入賞で、子どもたちの素晴らしい感性をどんどんひきだしてくれる先生方やそういう教育をきちんとされているんだと思う。
校長先生が言うには、「亜侑ちゃんは、書きたいことがいっぱいあって、『楽しかった、おもしろかった』で終わらず、どんな感じだったか具体的に表現しようとしていた。」と。
読んでみると、たしかにその通り。
素晴らしい。本当にすばらしい。
工場見学の夜、亜侑さんは興奮してお父さんとお母さんに話したんですって。
子どもたちの「うきうき・わくわく」がどんどん大きくなる手伝いをもっともっとしていきたいね。

受賞作文を紹介します。
 

優秀賞 「おいしさのひみつ」

長部小学校三年 山崎 亜侑

写真は左から
八木澤商店醤油製造課長兼しょうゆもの知り博士 菊池 伸宏
岩手県味噌醤油工業協同組合事務局長兼しょうゆもの知り博士 吉田 隆一氏
手前 長部小学校3年生 山崎 亜侑さん
後ろ 山崎さんのお父さんとお母さん
担任の熊谷先生
長部小学校校長

 今日は、まちにまった八木さわ商店の工場見学の日です。わたしたちは、しょうゆのおいしさのひみつをさがしに出かけました。
 工場に入る前に、きく地さんからしょうゆについてくわしく教えていただきました。
 一番おどろいたのは、しょうゆの色です。
「なんて赤いんだろう。」
そのまま見ると黒っぽいしょうゆは、光を当ててすかして見ると、ガラス玉のようなきれいな赤い色でした。きく地さんは、
「赤いのは、新せんなしょうこなんだよ。」
と教えてくださいました。
 わかいもろみととしをとったもろみの味見もしました。わかいもろみは、しょっぱくて少しにがかったです。反対に、としをとったもろみは、しょっぱいけれどあまみがありました。どうして古くなるとあまみが出るのかとてもふ思ぎでした。
 八木さわ商店のしょうゆには、おいしい地下水と岩手けんで作られた大豆や小麦がつかわれている事も知りました。
 説明の最後に、もろみをしぼる実験をしてもらいました。ろ紙からぽたぽたとゆっくりしょうゆが落ちてきました。しょうゆは、あっという間にできるのかなと思っていたけれど、長い時間がかかる事を初めて知りました。
 しょうゆの実けんが終わって、いよいよ工場を見学しました。
 せまいかいだんを上って、小麦をいる部屋に行きました。この部屋のおくに、いった小麦とむした大豆をねかせる大事な部屋があって、中の温度を調せつしています。コウジきんは、親が子どもを育てるように、大切にされているんだなあと思いました。
 次に、もろみをしぼるところを見せてもらいました。大きなきれにつつんだもろみを、たくさん重ねてきかいでしぼっていました。
「これ、食べてみて。」
と工場の人にすすめられて、しぼったかすをみんなで味見しました。しょうゆのあじがしておいしいのかなと思ったら、ぱさぱさしていて、ちょっぴりにがかったです。
 いろいろな音がする大きな部屋から少しはなれた二かいに、もろみをねかせる部屋がありました。たくさんのたるの中に、みそのようになったもろみがねむっ ていました。ねむっているうちに、子どもが大人になるようにだんだんあまみやうまみが出てくるのかなあと思いました。もろみは、時々かきまぜられてしぼら れるのをまちます。
「もう少しだよ。がんばって。」
 わたしは、もう少しでしょうゆになるもろみたちをおうえんしたくなりました。
 しょうゆは時間をかけて大事に大事に育てられていました。おいしい地下水と岩手けんでとれた大豆と小麦、それから作る人のあいじょう。今日の見学を通して、八木沢商店のしょうゆのおいしさのひみつが分かりました。

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